Friday, January 27, 2006

セネカ

昨日一日、ゆっくりと流し打ちモードで過したので、 会議疲れから復活してきた。 自分では防衛体力には自信があったのだが、 会議だけはどうしても良くない。 ただ座っているだけなのに、何がそう身体に悪いのか良く分からないが、 とにかく、私の精神と身体の両面に激しいダメージを与えるようだ。 偉い人は毎日いくつもこんな会議をしているようなのだけれど、 同じ人間とは思えない。 寿命が私の三倍くらいある人たちなのだろうか。

今日は、あれこれの小さな雑用を午前、午後と一気に片付ける。 昼食はまたカレーライス。ようやく食べ終わった。 夕食はうどんすき。冬はついつい鍋にしてしまう。 作るのも片付けるのも楽だし、美味しいし。 うどんすきはだしを取るのが正しいのだろうが、 私は面倒なので具を揃えて水から煮るだけ。 具の中に練り物さえ入っていれば十分だしが出るから、 後から塩、醤油、一味などで味を整えるだけで美味しく出来る。 練り物頼みなので、少なくともそこだけはいいものを使いたい。 私は牛蒡天とかお勧めかな。

最近の読書。岩波文庫のセネカ「人生の短さについて、他二篇」。 ここしばらく、会議のあった日は寝る前に必ず読む愛読書。 以前はマルクス・アウレリウス帝を読んでいたが、 セネカの方が癒しの度合いが高いことに気付いた。 今日はちょっと気持ちが前向きになってきたので(?)、 同じく岩波文庫の「孫子」を読んでみた。 将に五危あり。必死は殺され、必生は虜にされ、忿速は侮られ、 廉潔は辱しめられ、愛民は煩さる、 か… このあたりの呼吸は今度会ったときにでも、 渋谷の戦う技術者、策士 N 氏に直伝していただきたい。