Thursday, January 19, 2006

青空と雪

京都は朝から雪が散らつく。 近所のパン屋で昼食用のサンドウィッチを買って、出勤。 朝は定期試験の監督補助。 会場には風邪をひいているらしき学生が大勢いた。 これが風邪が流行する主原因じゃないだろうか。 私も何だか寒気がしてきたような。 研究室で昼食を取り、 午後はレポート採点の続きなど。 BKC では雪が断続的に激しく降っていた。 青空も見えていたので、 琵琶湖の向こうから風で雪が運ばれてくるのかも知れない。 夕食はカルボナーラ。 ベーコンを使い切りたかったので、 ついでに伊丹十三に学んだイタリア風の野菜スープも作って保存。

一昨日から激しく市場が動いていて、 きっと資金のある人は大変儲けただろうなあ、と思ったり。 例えば、日経や TOPIX のような指数のパッシヴ・ファンドの間の 追随誤差で一種の裁定取引をしてみたらどうだろう。 値動きが衝撃的だと指数のレプリカに歪みが出るから、 ファンドの規模や能力によって追随する速度に誤差がでるだろう。 そこでその誤差が消滅するまでの期間に、 二つのインデックス・ファンドの間の収束の速度と加速度を測り、 適切なレバレッジで速い(遅い)方を空売りして、 その空売りで得た資金で遅い(速い)方を同じだけ買う。 実際はどちらか片方だけでいいのだが、 収束裁定と同じ意味で安全のためと、 同じプログラムを使い回すために両方向に取引する。 名付けて、市場衝撃吸収裁定。どうかなあ、 誰か僕に50億円くらい運用させてくれないだろうか。