Monday, August 04, 2008

京都地図

8 時起床。MSJ-SI の第二週。 今日から会場が変わって、時計台ホールから芝蘭会館へ。 まだ目が覚めていなくてぼーっとしていると、 L 先生がやってきて、「どうだ?」と言うので、 これこれこういうことが証明できた、と答えると、 いやもっと強い主張が証明できた、 とその場で私のノートを奪って答えられた。 週末に結果を出したらしい。 やはり数学も勤勉が第一である。 午前中の講演は熱核評価の連続レクチャー第一回、 ランダム群のレクチャー第一回。 昼食はみんなで学生食堂「ルネ」にて。 午前中でもう今日はお腹一杯の気持ちだったのだが、 用事を一つ頼まれていたので L 先生に再び接触。

「アノ、〇〇教授ガぜひゴイッショーニでぃな、オクサマもイッショニ、 といってます」。 「明日は私の講演だったか?じゃあ、丁度いいから是非にとお伝えしてくれ。 単位円板内で我々の条件を満たすパスをフーリエ級数展開するとその境界円周上の一様測 度についてほとんどいたるところでエフイコール総和することのフーリエ係数 z の n 乗…」 「アノ、デキレバ、ナニカ紙ニ…」 「おっと、すまない。えーっと、あそこで紙がもらえるようだぞ」 と L 先生は受付に歩いていくと、 何やら緑色の細かい絵が書かれた紙を一枚持って帰ってきた。 先程の説明を続けながら、 その絵の上にボールペンで数式を書いていく。 良く見えないのだが石垣の上に書かれるよりはましなので、 もう私としては、 「てりー、ソレ京都市街地図デスね」 とリマークするタイミングも逃し、そのまま議論を続けた。

午後は最適輸送問題とペレルマン体積の関係、 ランダム群などの講演が続き、 講演を一つサボって L 先生と数学の議論。 お茶の時間のあと、 最後の招待講演はランダムグラフについて。

夜は KS 大の U さんに誘われて、 若い人たちと百万遍近辺で飲むことになる。 その後、もう一軒梯子して、帰宅は 23 時前。

明日の夜も会食を予定していますので、更新が少し遅くなると思います。