Saturday, January 28, 2006

レポートと Wikipedia

さて、やるか、と気合を入れて、 800 通のレポート採点に取りかかる。 まず人数の少ない方から、と「数理の世界」。 登録者数 207 名。 午前中から始めて、 昼食、夕食を挟んで読み続け、丁度、先程の夜 9 時に終わった。 明日は、「情報の数理」をやろう。こちらの登録者数は 253 名。

ところで、文系でのレポート課題の特徴なのか、 Wikipedia で項目を調べてそれを写してくる学生がかなりの割合でいた。 しかもワープロでそのままコピー。 中には、HTML のリンクも外さずにコピーしてあるため (あるいは、Web ページをそのままプリントアウトしてたりして)、 文章の中の全てのキーワードに青い下線が引かれているものまであった。 まるで政治家の脱税みたいなもので、 おいおい、ズルをするのなら、もうちょっと気を使おうよ、と思ったものの、 資料の一つとして Wikipedia を挙げている学生まで数えれば、 大半、と言ってもいいくらいの普及率で、 今の学生がレポートを書くと言ったら Wikipedia ってことらしい。

昼食、御飯を炊いて、いつもの一汁一菜の粗食。 夕食、駅前の王将で餃子一人前を100円で売っていたのを買ってきて、 餃子鍋。また鍋料理。でも美味しいからいいか。 本当なら餃子の皮から作りたいところなのだが、 時間と安さに負けた。 ところで、ある京都生まれ京都育ちのロコによれば、 「餃子の王将」こそ真の京都の味だと言う。 庶民は子供の頃から言わゆる京料理なんて食べてやしない、と。 ちなみに、駅前のこの王将が一号店らしい。