切断
昨日の午後あたりから、自宅からのインターネット接続が出来なくなり、 夜になって自宅のネット環境管理者の執事に相談したところ、 ハードウェアの故障らしかった。 「これでいよいよ世間と断絶しましたね…」と嫌味を言われつつの見立てでは、 復旧の見込みは交換機器の届く明日木曜日の夜以降。 運が悪ければ、しばらく孤立かも。 この更新は昼休憩中に研究室から行いました。
そのようなわけで、孤立状況の一日を過すが、 これで気づいたことには、 私はなんと多くの無駄な時間をインターネットで過していることか。 ちょっとアンリーチャブルになっただけで、 大変に充実した時間が自宅で過せた。 普段は時間がありあまっているわけでもないのに、 意味もなくPCの前にいて、意味もなく時間を浪費している。 例えば、本当に私は数十の blog を RSS リーダでチェックする必要があるのか。 (少なくとも、「しょこたん blog」 は読まなくていい。)
サイード「知識人とは何か」、読了。いろいろと反省。 イーガン「万物理論」、読了。 イーガンは細々した背景のアイデアも面白いが、 この作品全体の仕掛けになっている大ネタは以前の「順列都市」の発想に似ている。 基本的に理論や情報が物理世界を究極的かつ、 実際的に支配してしまう、いや、その間に差はない、 という主張がいつも軸になっているようだ。
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