Sunday, February 19, 2006

フレンチ

そろそろ三月上旬のシンポジウムの講演準備もしなければいけないのに、 どうも気分が乗らない。 ちょっと考えていることもあるので、 新しいことをするのとやったことをまとめるのとの間で、 どっちつかずになっている感じ。

昼食は御飯を炊いて豚丼と根菜の味噌汁。 食後に仮眠を取ってから、午後はお勉強を少々。 夕方、暇そうにしている執事を発見したので、 チェスを一局。 各 45 分のギロチン。黒番、フレンチ・ディフェンス。 中盤からはこちらの読みが浅くてずっと劣勢だったが、 お互いに最悪手を応酬した結果、 白からパーペチュアルのドロー。 うーむ、今年に入って運良く無敗ながら、内容として負けていた局は多い。 この局も実際ははっきり負けだった。 自分で選んでいるものの、フレンチとの相性が悪いような。

夕食は白菜と鶏の鍋、雑炊。 食後は、昨日張ったチェロ弦の様子を見るため、軽くロングトーンなど。 新品の弦はいつも輝かしい音がする。 人間も身体のどこかを新品に張り替えられればいいのだが。 私が下の方の弦に使っているオイドクサは、 その柔らかさのせいかややコントロールし難い。 ガットコアの中でも素人向きでないようだが、 弓で弾いた感触がどことなく良い感じだし、 音色も好きなのでお付き合いしている。