Monday, April 30, 2007

薔薇色の人生 / お風呂で読書する方法

起床は 9 時くらい。 午前中は朝食の珈琲を取りながら、昨日の棋譜の整理。 これは酷い敗勢だと思っていたときにも、 コンピュータの判断ではかなり優勢だったりする。 私が思うに主な原因は、 たった一つでも有力な筋があれば優勢、 とコンピュータが判断することじゃないだろうか。 しかし、実際にはそんな手を次々と間違いなく指せるはずがないので、 ほとんどの手の行く先が暗いときは、現実的には敗勢だろう。 人間が局面を判断するときは、全体の雰囲気、とでも言うか、 もう少し具体的に言えば、 未来のある種の期待値や平均を取っているんじゃないだろうか。 人生が薔薇色に見えるときと言うのは、 猛烈に素敵なことが一つある、のではなくて、 気がかりもないではないが、 あれこれ楽しみなことが未来に色々ありそうな状態のことだろう。 一方、不幸な状態と言うのは、 一つ激しく嫌なことがあると言うよりは、 未来の選択肢のどれもこれも呪われているように思われる状態のことだと思う。

昼食は御飯を炊いて、だしを引き、唐辛子鶏を作って、 味噌汁とで一汁一菜の粗食。 午後は少し買い物をしてきてから、お風呂の掃除。 バスマジックリンは偉大だなあ、と思いながら掃除をしていると、 掃除道具の中に歯ブラシがあるのに気付いた。 そこまでしていたのか、執事。豆な人間がいるものだなあ。 綺麗になったお風呂にお湯を張って、昼風呂。日差しの中、湯船で読書。 私は湯船でも本を読むが、あまり一般的でない愉しみらしい。 実際、やってみると、そんなに難しいことではないのだが。 コツは、タオルを二枚用意することで、 一つは手を拭くために使い、もう一つは色々に使う。 ところで、 休日とは言え最近はさすがに、 風呂場でお酒を飲んだり、 飲んでから入ったりしないようにしている。 統計によれば、 日常生活で最も危険で、死に近い場所は風呂場だそうだ。 一人暮らしの人はお互い気を付けましょう。 夕方、執事が来宅して、冷蔵庫を空にして電源を切り、 さらに食器類を引き取って帰った。 夕食は冷や御飯で卵と長葱の炒飯、回鍋肉、若芽スープを作る。

明日と明後日は暦通りに通常営業です… 今日は絶好の行楽日和だったらしいですが、 皆さんは楽しいことがありましたか?