何という帝の御代のことでしたか…
8 時起床。珈琲とチョコレートの朝食をとってすぐに出勤。 午前は、卒研ゼミI。 コインを投げて、「表裏」と出るまで投げる回数の期待値と、 「表表」と出るまでの回数の期待値の計算など。 両方とも確率は 1/4 なのに、 この二つの期待値が違うと言うのはちょっと変な話だ。 計算すると確かにそうなるが、 どうして異なるのか、ハートにぐっとくる簡単な説明が思いつかない。 生協でサンドウィッチを買って、 外のベンチで食べ、そのまま講義へ。 「暗号理論」。ユークリッドの互除法の反復回数の評価など。 続いて、卒研ゼミF。 条件付期待値の復習。 続いて、教授会。 今日も例の学部のリストラクチャリングの話や、 ちょっとここには書けない(とは言え、マスコミには流れているそうだが)話など。 色々案件があって、来月も全体教授会を二回する予定だそうだ。 夕食も生協のお世話になって、生協食堂。 ぐったりしてバスで帰る。 帰宅は 9 時少し前。
注文していた「潤一郎訳源氏物語 (一)~(五)」(中公文庫)が届いた。 これは谷崎潤一郎の三度目の(つまり最後の)現代語訳だそうだ。 そんなに何度も改訳していたのだね。 後書き解説によれば、例えば、 冒頭の 「いづれの御時にか、女御、更衣、あまたさぶらひたまひける中に、 いとやんごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふありけり」 (なつかしいなあ…)だけとっても、 旧訳、新訳、新新訳、でかなり表現が変わっている。
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