「…それに、このさき残っている時間は、今までより少ないかもしれない。そんな状態で、 これまでの積み重ねをすべて捨ててしまうことは、なかなかできるものじゃない」 「すべてを捨てるわけではないわ。自分はここにいる。叔父様が三十六年間で築き上げたほとんど すべてのものが、今、この車に乗っているのよ。しがらみというのは全部、叔父様以外のものです」
やはり年甲斐もなかった。 うんうん、若いもんはどんどん肉を食べればよかろう、 私は隅っこのスペースでオクラとか茄子とかエリンギ焼いてるから。 こういうのを何と言うのだっけ… 船頭多くして船山に登る?違うな。
さ、今夜は「時効警察」の最終回でも観よう。
posted by Keisuke HARA at 9:14 PM
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老猫一匹との隠居暮らし。著書に「測度・確率・ルベーグ積分」(講談社)、訳書に「世界を変えた手紙」(デブリン著/岩波書店)など。
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