冷製ラタトゥイユを仕込む
9 時起床。珈琲だけの朝食。 洗濯を洗濯機に任せ、掃除を掃除機に任せ、 午前中は雑用をあれこれ。 昼食は盛り蕎麦とだし巻き卵。午後は数学など。 夕方、少し涼しくなってから食材の買い出しに行く。 ラタトゥイユ用に夏野菜など。ついでにタリーズで珈琲豆。 夕食はトマトソースを作って、スパゲティ・アラビアータ。 ついでにラタトゥイユの作り置き。 茄子のあく抜きをしたり、煮込んだりしながら、 趣味のプログラミング。昨日講義で、 星型グラフの配色集合上のマルコフ連鎖の混合時間について話したので、 そのシミュレーションを ruby で書いてみた。 こういうものは C で書く方が良いのだが、 可変長のデータ構造を書くのが面倒だったので。 マルコフ連鎖のシミュレーション自体は、 百数十行くらいで簡単に出来たが、 現れた配色を記録する方法がちょっと悩ましいな…
とか考えているうちに、ラタトゥイユの煮込み完了。 鍋一杯作ってしまった。なかなか良い香り。明日以降が楽しみだ。 大学を辞めたら、しばらくコンビニエンスストアで働こうか、 とも思っていたのだが、 夏はラタトゥイユ&シャンパン屋台もいいかなあ。 冷製ラタトゥイユ一皿つきで一杯、2000円でどうだろう。 そして冬は洋風の筋煮込み付きでホットワインを出す。
みすず書房のサン=テグジュペリ「戦う操縦士」を読みつつ、 やはりテグジュペリは堀口大學訳がよいよなあ、と思う。 詩人の言葉は詩人でないと訳せない。 と思ったら、つい、 堀口大學訳の新潮文庫版を古書店に注文してしまった。 残念ながら絶版になっているので。 おそらく他の「夜間飛行」や「人間の土地」に比べて、 戦記であるだけに生々し過ぎるのだろう。 しかし、今読むと、いっそう胸に迫って感じられるのは、 その時代ほどではないとは言え、 文明と人間のある種の衰退か、 少なくとも危機の段階にあるからかも知れない。
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