contributed talks
8 時起床。今日も MSJ-SI に参加。 午前は熱核評価の連続講義の第三回、 離散曲率の第三回。午後は、 熱方程式の解のリー=ヤウ型不等式、 ランダム群、フラクタル幾何などの話のあと、 お茶の時間。 今日は変則的に最後のセッションが ``contributed talks", つまりショートコミュニケーションで、京大の院生二人が短い講演をした。 私が司会だったので一番前で真面目に聞いていたし、 しかもどちらも以前に聞いたことのある話だったこともあり、 とても良く分かった。 流石に京大の院生はブリリアントだ。 内容のレヴェルはもちろん十分に高いし、 学生のうちから特に問題のない英語講演で、妬ましいほどであった。 質疑応答で詰まったら適当に助けてあげてね、 とオーガナイザに言われていたのだが、 むしろ私の講演のときに彼等に助けてもらいたかった。 確率論の未来は明るい。このセッションのあたりから激しい雷雨になり、 しばらく芝蘭会館内で雨宿りしてから、 タクシーで会場へ。 夜はバンケットの第二回。
大体こういう機会は、 外国からのゲストを各テーブルに散らして、 交流を促進するようにしているものである。 私のテーブルには、 コーネル大で学位をとって母国の台湾の大学に就職した方がいて、 色々と情報交換もできて楽しく会話が弾んだ。 21 時半くらいにお開きになって、22 時過ぎに帰宅。
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