Wednesday, May 31, 2006

古典を読む

簡単な粗食弁当を作って、出勤。 個人研究室で昼食のあと、12 時半より 16 時まで卒研ゼミその1。 積分の性質、単調収束定理など。 雑用ののち、生協食堂で夕食をとって、 18 時より院生の自主ゼミに参加。 このゼミはソリトン理論入門がテーマで、 私が昔、I 先生と試みたものの中途半端に終わっている仕事を、 大理論に仕立て直そうと言うA堀先生の野望のもと主催されているらしい。 私も無関係ではないので、顔を出している。 なお、数理物理専門のK先生も付き合ってくれていて、大変に心強い。 終了は、今。つまり 21 時半。 個人研究室で更新。さ、帰ろ…

朝の通勤中の車内でようやく、メルヴィルの「白鯨」を読了。 これは時々読み直したほうがいいかも。 カルヴィーノによれば古典とは、読もうと思っています、 ではなくて、読み直そうとしているところです、 と答えなければならない種類の書物である。 ところで、 天才数学者グロタンディエクが「白鯨」を愛読していたというのは、 やはりエイハブ船長に自分を重ねていたのだろうか。