古典を読む
簡単な粗食弁当を作って、出勤。 個人研究室で昼食のあと、12 時半より 16 時まで卒研ゼミその1。 積分の性質、単調収束定理など。 雑用ののち、生協食堂で夕食をとって、 18 時より院生の自主ゼミに参加。 このゼミはソリトン理論入門がテーマで、 私が昔、I 先生と試みたものの中途半端に終わっている仕事を、 大理論に仕立て直そうと言うA堀先生の野望のもと主催されているらしい。 私も無関係ではないので、顔を出している。 なお、数理物理専門のK先生も付き合ってくれていて、大変に心強い。 終了は、今。つまり 21 時半。 個人研究室で更新。さ、帰ろ…
朝の通勤中の車内でようやく、メルヴィルの「白鯨」を読了。 これは時々読み直したほうがいいかも。 カルヴィーノによれば古典とは、読もうと思っています、 ではなくて、読み直そうとしているところです、 と答えなければならない種類の書物である。 ところで、 天才数学者グロタンディエクが「白鯨」を愛読していたというのは、 やはりエイハブ船長に自分を重ねていたのだろうか。
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