Monday, May 29, 2006

未来の価値と現在の価値

さあ、今週もばりばり働くぞー、おー。 空元気を出しつつ出勤。 生協食堂でかけそばを食べてから、 12時半より卒研ゼミその2。 ハンナーの不等式の証明。でも、今日中に終わらなかったので、 来週はその続き。 続いて、「数理計画法」。 計画問題を終えて、今日から数理ファイナンスの話題に入る。 「割り引き」の概念、 裁定機会の定義、裁定機会とリスク中立確率測度の存在の同値性など。 「割り引き」とは利子率から未来の価値を現在の価値に換算することを言う。 例えば、年利が一割ならば現在の 100 万円が一年後には 110 万円になる。 これを逆向きに考えるのが「割り引き」で、 一年後の未来の 100 万円は現在の価値に割り引けば、 1 + 0.1 = 1.1 で割った 90 万 9090 円くらいの価値しか持たないことになる。 小学校の算数程度のお話だが、 経済学部の学生さんだとこんなところで結構つまづくそうだ。 まあ、数理科学科なら大丈夫のはずだが。 続いて、「情報処理演習」。 配列を使った演習問題。

今回の "In Our Time" は、「数学と音楽」がテーマ。 なかなか面白そうですよ。