Sunday, May 28, 2006

Meet wizards 2

帰宅(6時間前からの続き)。流石に評判通り良い店だった。 シャンパンでおつくりの他、蠑螺の唐揚げなど一品ものを幾つか食べて、 ブルゴーニュの白で握り、最後にまた別のシャンパン。 特に鳥貝は良く肥えて甘みがあって美味しかったし、 小鰭と鯛については仕事ぶりが冴え渡っていて、 食べる前から既にその佇まいが美しい。 こんなにきらきらとして綺麗な鮨は久しぶりに見た。 褒めてばかりでは何なので一つ注文をつければ、 海が遠いことだけが惜しい。 しかし、仕事の丁寧さや繊細さと、 下手味としての鮨のカッティングエッジの鋭さとは、 相反する、または相補するものである。 両方とも全部と言うのは無理だ。 上品な京都流の握りの食べさせ方として文句のつけようもないし、 鮨にワインを合わせると言うこの店独特の魅力もある。 私がお金持ちだったら、毎週でも行くんだけどなあ。 さて、来週末は私の方が友人の結婚式で東京に行くので、 N さんと「マジックスパイス」でも行こう、 と約束して四条で別れた。 N さんはさらに一人でバーに行って飲み直すようだった。 相変わらず酒豪だなあ。