Wednesday, May 24, 2006

マスタークラス

今まで自主セミナに参加していたので、 今日はオフィスから更新。

いつもの朝食のあと、簡単なお弁当を作って出勤。 昼食後、12時半より卒研ゼミその1。 積分の定義の最初の方。 16時から大学院内部進学の面接、続いて学科会議。 続いて、18時から院生の自主ゼミに参加、 今に至る。

注文していた本が届いていたので持って帰る。 「捜査」(S.レム著/深見弾訳/ハヤカワ文庫)。 二十年以上経って最近、二刷が出た。 レムが再流行しているのだろうか。 「捜査」は「枯草熱」に良く似た感じの哲学的SFミステリだが、 「枯草熱」よりもずっと以前に書かれている。 もう、一冊。 "The Cauchy-Schwarz Master Class" (J.M. Steele/Cambridge). コーシー=シュワルツの不等式を巡って、 易しいところから、 ハーディの不等式などかなり突っ込んだところまで不等式の世界を案内する、 なかなか面白い本。 実は amazon から薦められた。 最近、不等式の本をいろいろ物色していたので、 不等式マニアだと思われたらしい。 しかも、全然気付いていなかったが、 この Steele は確率解析と数理ファイナンスの教科書も書いている人。 amazon にそこまで趣味嗜好を見抜かれているのはやや気持ち悪い。 便利ではあるけれど。

帰宅…、お風呂に入って寝よう。