豆御飯
いつもの朝食。昼食は納豆パスタ。 この一週間、かなり身体が疲れているなと感じたので、 午後も夜も無理をせず、のんびりモード。
夕方、スーパーに買い出しに行く。 流石に季節だけにうすいえんどうが安かったので、 夕食は豆御飯にした。 こつは莢だけを煮てだしを取り、このだしで炊くことくらい。 煮込み御飯の類は、 具を別に作って最後に御飯と合わせるのが仕上がりは綺麗だが、 大抵の場合、具も最初から一緒に入れて炊き上げてしまう方が美味しい。 しかも手間がかからない。 だしで煮る類の料理はなんでもそうだ。 私のように自分で作って自分で食べる分には、 見かけにそれほど気を使わなくていいので、 常に後者の方法。 えんどうの豆をむいていると、 ああ子供の頃、豆むきを手伝ったものだなあ、と懐しかった。 当時はそんなに美味しいものとも思わなかったが、 今では時に豆御飯が食べたくなる。不思議なものだ。
一昨日の Grigoriev のエンドゲームスタディの解答。
白がクイーンを作るまでのところは(既に十分巧妙だと私は思うが)、実は序幕。
と言うのも、この段階で黒ポーンも七段目にいて、
後一歩でクイーンになれるので、両 K の位置からしてほとんどドロー。
しかしそこで唯一の勝ち手、8. Qd5+ が絶妙手。
例えば、実戦だと指してしまいそうな 8. Qa1 だと、
8. ... Kd2 から 9. Qa2 Kc3! が妙手でドロー。
これを避けるために、チェックで一度 K を追ってから、
9. Qa2! がポイント。
細かい変化は以下の解答譜を並べてみて下さい。
あまりの巧妙さに舌を巻くこと請け合い。
K + 1P 同士でこれだから、
エンドゲームの真実は時にとてつもなく深いところにある、
と言うことでしょうか。
1.Kf5! [1.a4 Ke4; 1.Kf6 Ke4 2.Ke6 c5]
1...Ke3 [1...c5 2.Ke5 Ke3 3.Kd5; 1...c6 2.a4]
2.Ke5 c6! [2...Kd3 3.Kd5 Kc3 (3...c6+ 4.Kc5) 4.Kc5 Kb2 5.a4]
3.a4 [3.Kd6 Kd4 4.a4 c5]
3...Kd3 [3...c5 4.Kd5]
4.a5 c5 5.a6 c4 6.a7 c3 7.a8=Q c2 8.Qd5+!!
[8.Qa1 Kd2 9.Qa2 Kc3! (9...Kd1 10.Kd4! c1=Q 11.Kd3) ;
8.Qe4+ Kd2 9.Qd4+ Ke2 10.Qc3 (10.Qb2 Kd1 11.Qb3 Kd2 12.Qa2 Kc3!; 10.Qe4+ Kd2 11.Qd5+ Ke1!) 10...Kd1 11.Qd3+ Kc1 12.Kd4 Kb2 13.Qe2 (13.Qd2 Kb1) 13...Ka1! 14.Kc3 c1=Q+ 15.Kb3 Qb1+;
8.Qd8+ Ke2! 9.Qg5 Kd1]
8...Ke2 9.Qa2! Kd2
[9...Kd1 10.Kd4 c1=Q (10...Kd2 11.Qb2) 11.Kd3; 9...Kd3 10.Qb2 Kd2 11.Kd4]
10.Kd4 Kd1 11.Ke3 (or Kc3) [11.Kd3?? c1=N+!]
11...c1=Q+ 12.Kd3.
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