Wednesday, May 10, 2006

うすいえんどう

簡単なお弁当を作って出勤。 昼食のあと、卒研ゼミのパート1、Williams のマルチンゲール本。 今日は確率変数から生成されるσ加法族の意味、 単調族定理、独立性など。 Williams の本は確かに持っているはずなのに(なにせ翻訳したくらいだし)、 どうしても見つからなくて、 ゼミで使う以上はやむをえず慌てて購入し直したら、 そのとたんに本棚の隙間から出てきた。 二冊あってもしようがないので、 まだ自分の本を買っていないという卒研学生にあげた。 これで確率論の勉学に励んでくれたまえ。 ゼミのあと、続いて学科会議。 今日は議題も少なく、短時間で終わった。 しばらくアクロスの図書館で読書などして、 バス停ラッシュをやり過してから帰る。 夕食は、豚肉と野菜を蒸してサラダを作り、キャベツパスタと。

実家の父からまた手紙が来ていた。 毎年、五月の連休にはうすいえんどうの炊き込み御飯をいただくのが恒例ですが、 今年はまだ豆の実ができていません、などと、 おっとりしたことを書いている。 でも、そんな恒例あったかなあ… 確かに季節には豆御飯が良く出たようには記憶しているが。 ところで、 関西では豆御飯と言えば、「うすいえんどう」を使うことが多い。 えんどう豆の一種なのだろうが、鞘を食べるものではない。 見た目はグリーンピースとほとんど同じ、 味はもっと繊細で甘みがあり、なかなか美味しい。 地味ながら侮れない食材である。 うすいえんどうは和歌山が有名産地の一つなので、 子供のころ色々な料理で食べたものだ。