Saturday, May 06, 2006

白鯨

ゆっくり休もうと思っていたのに随分と早く目が覚めた。 トーナメントで毎日、早起きしていたからだろう。 寝床で「白鯨」を読書。 ようやくエイハブ船長が出てきて、鯨学のところ。 以前に原書で読んだことがあって、 本当に内容が分かっていたのかなあ、 と思っていたが、 確かにどこも同じものを読んだなと言う記憶がある。 けっこう理解していたらしい。 船や漁に関係があるらしいと言う以外には、 何なのか全く見当もつかない単語が沢山でてきて、 飛ばし読みに近かったように思っていたけれど、 良く考えれば、 日本語でも意味が良く分からないですよね、例えば「支檣索」とか。 シショウサク、で読みがあっているのかも自信がない。

「白鯨」と言えば、数学者のグロタンディエクにこんな逸話がある。 グロタンディエクが初めてアメリカに渡ったとき、 英語がほとんどできない女性を連れて行った。 そして、その彼女に「これで勉強すればいい」と言って、 読み古した「白鯨」のペーパーバックを渡したそうだ。 このエピソードの意味するところはグロタンディエクが、 (1)「白鯨」が好きだったということなのか、 (2)吝嗇だったということなのか、 (3)天才は自分を基準にしてしか考えられないと言うことなのか、 解釈は難しい。

午後も読書とか、猫と昼寝とか、 ChessBase(Light) で棋譜を整理とか。 休日気分を満喫。 夕食はマリナーラソースを作って、アラビアータスパゲティ。