白鯨
ゆっくり休もうと思っていたのに随分と早く目が覚めた。 トーナメントで毎日、早起きしていたからだろう。 寝床で「白鯨」を読書。 ようやくエイハブ船長が出てきて、鯨学のところ。 以前に原書で読んだことがあって、 本当に内容が分かっていたのかなあ、 と思っていたが、 確かにどこも同じものを読んだなと言う記憶がある。 けっこう理解していたらしい。 船や漁に関係があるらしいと言う以外には、 何なのか全く見当もつかない単語が沢山でてきて、 飛ばし読みに近かったように思っていたけれど、 良く考えれば、 日本語でも意味が良く分からないですよね、例えば「支檣索」とか。 シショウサク、で読みがあっているのかも自信がない。
「白鯨」と言えば、数学者のグロタンディエクにこんな逸話がある。 グロタンディエクが初めてアメリカに渡ったとき、 英語がほとんどできない女性を連れて行った。 そして、その彼女に「これで勉強すればいい」と言って、 読み古した「白鯨」のペーパーバックを渡したそうだ。 このエピソードの意味するところはグロタンディエクが、 (1)「白鯨」が好きだったということなのか、 (2)吝嗇だったということなのか、 (3)天才は自分を基準にしてしか考えられないと言うことなのか、 解釈は難しい。
午後も読書とか、猫と昼寝とか、 ChessBase(Light) で棋譜を整理とか。 休日気分を満喫。 夕食はマリナーラソースを作って、アラビアータスパゲティ。
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