Sunday, July 09, 2006

Knight moves

猫に新しい爪研ぎ板を買ってあげたら、 ご機嫌でじゃれついていた。マタタビ効果だ。 今のところ、あまり爪は研いでくれない。

もう一つ、チェス(?)映画。 「美しき獲物」(1992 年、カール・シュンケル監督)。 主演、クリストファー・ランバート、ダイアン・レイン。 舞台はチェス世界トーナメントが開かれている町。 ランバートが(どう見てもそう見えないが) 決勝戦を控える天才チェスプレイヤー役で、 連続殺人事件の犯人に疑われ、レイン演じる (どう見てもそう見えないが)精神分析医の精神鑑定にかけられる。 しかし、真犯人の狙いは町をチェス盤、死体を駒に、 彼と死のゲームを対局することなのだ…と言う感じのサスペンス映画。 ストーリィは凡庸に思えるが、犯人の意外性など出来は悪くない。 ただ、私生活でもカップルだった主演二人の生々しい雰囲気が、 突出して記憶に残るため、やや人に薦め難い。 この映画のタイトルも、"Knight Moves" と言う洒落たダブルミーニングだが、邦題には恵まれなかった。 確か、OO7 ものでも全く同じ邦題があったような。
(後記: 007 は「美しき獲物たち」だった。)