Wednesday, November 08, 2006

境界のあるレストラン

この週末、トーナメントで東京に行くついでに、日曜の夜に予定がもう一つ。 本数で言えばだが、 この地球上で「ハリー・ポッター」よりもたくさん売れているらしい 某ソフトウェアの原作者である、 某 A 社が誇る天才プログラマ K 氏から会食のお誘い。 先の 6 月に結婚されたばかりの奥様もご一緒して下さるそうだ。 奥様はお忙しいはずなのに申し分けない。

そんなわけで週末に時間がとれないので、 今日は主に来週月曜の講義の予習。 「数理の世界」はいよいよ難関、実数の定義に入る予定。 天下りに定義しても意味がなさそうなので、 Dedekind の切断で有理数から実数に拡張する話をしようと思っている。 「情報の数理」は McMillan の定理の証明をするかどうか、まだ悩んでいる。 それほど難しくはないのだが、何せ文系講義なので、 "log" と言う記号を見ただけで悲しくなる、と言うような人もいる。 できれば証明など、ややこしい議論はしないには越したことがないのだが、 全くしないと数学の講義にならないので悩ましい。

いつもの夜セミナがキャンセルになったため、 今夜は松ヶ崎駅近くの、境界のある、じゃなかった、 教会のある某レストランでの食事会に出席できることになった。 今日の京都はとても寒い。 夜だし、北山だし、コートとマフラーが必要だろう。 では、いってきます。