「…それに、このさき残っている時間は、今までより少ないかもしれない。そんな状態で、 これまでの積み重ねをすべて捨ててしまうことは、なかなかできるものじゃない」 「すべてを捨てるわけではないわ。自分はここにいる。叔父様が三十六年間で築き上げたほとんど すべてのものが、今、この車に乗っているのよ。しがらみというのは全部、叔父様以外のものです」
6 時くらいに一回目が覚めたが、二度寝。 結局、10 時近くまで寝ていた。 今日もいい天気だが、いかにも不安定そうな雲行き。 食欲がなくて朝食は珈琲のみ。 家計簿をつけたりしている内に昼食。 近所のベンガルカレー屋。 ベンガル人が客と人生相談をしていた。 店の中から、5分間ほどざっと雨が通り過ぎて行ったのが見えた。 午後はあれこれ考えごとをする。 夕食は薬味と天滓のかけ蕎麦。 夜は講義の予習。
読書は「殿下と騎手」(P.ラヴゼイ/山本やよい訳/ハヤカワ文庫)を少し。
posted by Keisuke HARA at 9:05 PM
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老猫一匹との隠居暮らし。著書に「測度・確率・ルベーグ積分」(講談社)、訳書に「世界を変えた手紙」(デブリン著/岩波書店)など。
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