寺田寅彦、猫を愛す
8 時起床。ゴミ出しをして、珈琲。 今日は曇り空。胡瓜とパストラミのサンドウィッチを作って出勤。 昼食前に研究室で一仕事。 昼食はサンドウィッチとイングリッシュ・ブレックファースト。 13 時から修士ゼミ。 15:40 終了。10 分間の休憩にダージリンで一服。 と言っても、これもティーバッグだけれど。 今日確認したら、リプトンではなくてやっぱりトワイニングでした。 続いて、15:50 から卒研ゼミI。 ランダム置換の中の昇順の数について。 途中、30 分ほど中断して所用。 17時半くらいに終了。 2008 年度から出来る薬学部から確率・統計の教科書について相談されていたので、 次は図書館に行って調査。 私の結論は、 薬学部や医学部一回生向けの良い確率・統計の入門書は日本に存在しない。 18 時過ぎに、撤収。 外に出るともう寒い。もうコートが必要かも。 19 時半頃帰宅。カルボナーラを作って夕食。 事務の方々はまだ働いているようで、 2 件ほどまた仕事メイルが来ていた。 某提出書類の確認、と言うより訂正の催促と、 来年度からの新カリキュラムの履修要項の執筆について。 今日はもう店仕舞いなので、明日の事務デーにまわす。
「私は猫に対して感ずるような純粋なあたたかい愛情を 人間に対していだくことのできないのを残念に思う。 そういう事が可能になるためには 私は人間よりも一段高い存在になる必要があるかもしれない」と、 漱石門下の物理学者、寺田寅彦は書いた。 寺田寅彦は冷たい人だったのだな、とも思えるし、 寂しい人だったのだな、と言う気もする。 ふと、この言葉を思い出すときがあるのだが、 その時々で、 恐しいほど覚め切った冷酷さを感じることもあるし、 泣き出しそうな哀れな寂しさのように思うときもあるし、 あるいは、飄々としたユーモアのような気がするときもある。 実際のところ、寺田寅彦は中年に至るまで猫を嫌っていたそうだ。 そのあたりから急に愛猫家になったわけで、 そこがまた味わい深い。
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