ドラマティックな数式
昨日、早寝したのに、ちょっと寝坊。 やはりちょっと喉が風邪っぽい。 サンドウィッチ用のパンが余ったのでトーストにして、珈琲との朝食。 すぐに出勤。 非常勤講師の嘱託書類を書いて提出し、 定期試験監督のアンケートを書いて提出し、 学生食堂が混雑する前に早めの昼食。 豚汁定食。 午後はいよいよ 4 学部分の基礎専門科目の時間割と担当者割り当ての作成の仕上げ。 ハチミツレモン、紅茶、チョコレートなどを時々摂取しつつ、不可能への挑戦を続ける。 途中で、頭を切りかえるために休憩。書籍部に散歩。 ハンドラーの新刊を発見して、購入。良いことも一つくらいはあるようだ。 残念ながらホーギー・シリーズではなくて新しいミッチ・シリーズだったが、 贅沢は言うまい。 またすぐに事務作業に戻る。夕方までノンストップで仕事。 何とか 17 時頃、提出物をメイルで送った。 複雑過ぎて、これでいいのかどうかも良く分からないが、 事務側のチェックに期待しよう。 近所のバーに予約の電話を入れて、 18 時頃キャンパスを後にする。19 時半くらいに帰宅。
天才物理学者が探偵役の某ドラマで、 この主人公が事件の真相をひらめいた瞬間にその場に数式を書き殴るのだが、 それが妥当なものなのか、と言うお話。 その数式は実際、物理現象を記述する方程式のことが多く、 その時のドラマの内容とそうは外れていない。 でも、実際にその事件の真相に思いあたったら、 そんな方程式を書く意味はない。 なぜ、そんなところで、そんな式を書く…と、言う感じ。 本当だったら、謎の解決のアイデアに思いあたったら、 具体的なデータの数字でおおざっぱな計算をして、 実際にそんなことが起こる可能性があるかどうかチェックするだろう。 例えば、大気の屈折率のデータを研究室の学生に問い合わせて、 暗算で出来る程度の概算で光線が何メートルくらい下に曲がるか計算するとか。 つまり、実際に天才物理学者がそのような状況で空に書きそうな式は、 「3.52 × 2.91 ≒ 10」とか、 いっそ、「3×4≒10」とかだと思う。 そして、「うーむ、一次近似で 10 倍のオーダが出るとすると、 この距離でもかなり浮かんで見えるに違いない」とか満足げにうなづく。 とは言え、「そうか!」と叫んで福山雅治がテーブルの上のものを腕で薙ぎ払い、 卓上に大きく書き殴った数式が 「3×4=12」、 とかだとテレビの前でずっこける人が大半だと思うので、 やはりそこは、 ナヴィエ=ストークス方程式とか、ローレンツ収縮の式などの方がいいだろう。 いつか、伊藤の公式を書いてくれないものだろうか。
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