熊とワルツを
9 時起床。 午前中は家事などして、 早めの昼食にカルボナーラを食べて出勤。 日曜日でキャンパスはひっそりとしている。 今日も春に向けて研究室の整理をし、 その後は Walsh 変換のプログラミングをした。 できたっぽい。 日曜日の職場は邪魔も入らず仕事が進むなあ。 月曜から木曜までは講義とゼミがぎっしり入りそうだし、 金曜日は京大のセミナに空けておきたいしで、 雑用も含めて自分の仕事が出来るのは土日くらいのような気がする、 この一年。 キャンパスに土日出勤する手もあるかも。 夕方、切りの良いところで帰る。 今日も往きも帰りも JR が遅れていてストレスがたまったが、 読書の時間はずいぶんと出来た。
今、読んでいるのは、「熊とワルツを」(デマルコ&リスター/ 松原・山浦訳/日経BP社)。 開発プロジェクトにおけるリスク管理についての面白い本。 今日読んだところには、 アメリカのソフトウェア開発の現場では伝説的大失敗として有名らしい、 デンバー新国際空港事件のケーススタディが出ていた。 デンバー市が新空港を 5 年で開発する計画を立て、 期日に空港自体は完成した。ところが、 自動手荷物処理システムのソフトウェアが未納のため空港を使えず、 莫大な資本が投資された新品の空港がさらに二年間も放置された、 という事件。 しかし、 日本の年金システム電算化に比べれば、 全然大したことのない、無視できるような失敗で、 むしろ羨しいほどの成功談に聞こえるのだが。 とにかく二年後には出来たのだもの。
夕食はまた鍋。一人鍋なもので、 食材を買うとどうしても、二度、三度は鍋になる。 鍋のあとはまた饂飩。
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