日々の練習
9 時起床。珈琲だけの朝食。午前中はあれこれ雑用。 昼食は、冷製ラタトゥイユとカルボナーラ。 食後に珈琲。午後は講演の準備など。 何とかラフスケッチを作った。
夕方から小一時間ばかり練習室でチェロを弾く。 ロングトーンとスケール、"Feuillard" からメカニックな練習。 すっかり指の筋肉が落ちている。 やはり楽器は毎日練習しないことにはどうしようもないな、とは思う。 書道か何かのつもりで、 毎日少しだけでも Feuillard をやって瞑想するのもいいかも知れない。 ちなみに Feuillard とは、 Schott 社から出ているわずか 40 ページほどの楽譜で、 フランス語とドイツ語と英語で「日々の練習」というタイトルがついている。 多分、一生かけても全部出来るとは思えないので、 むしろ「一生の練習」とか「人生の練習」と言うにふさわしいかも知れない。 エクセサイズばかりでは虚しいので、 最後に何か簡単で短い曲を弾こうと思い、 ドヴォルザークの「わが母の教へ給ひし歌」を弾いた。
まだ日のある内にお風呂に入り、湯船で読書。 湯上がりにワイン一杯と冷製ラタトゥイユ。 ボーヌの赤、98 年。 そのあと、DVD で「英国式庭園殺人事件」を観ながら、 昨日作った散らし寿司の残り。 気付けば、二日間一歩も家を出ず。 おかげで暑さに気付かずに済んだが、 いよいよ本格的に夏が来るようだ。
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