Thursday, August 07, 2008

若者の終盤

8 時起床。流石にかなりバテてきたな… 今日も暑くなりそうな強烈な日差しの中、 京大正門前へ。MSJ-SI 第二週の四日目。 午前は熱核評価の連続講義の最終回、 離散曲率とマルコフ連鎖などの連続講義の最終回。 昼食は百万遍近くの定食屋にて。 午後は熱方程式のグラジェント評価についての招待講演のあと、 三回目の ``contributed talks" のセッション。 一回目(東北大)、二回目(京大)は所属がまとまっていたが、 今日は筑波、東大、ボン大の院生の発表。 一回目からの三回分を聞くに、今の院生は皆、発表が上手だなと思う。 やはり若い頃から経験を積んでいるからだろうか。 セッションがかなり早く終わったのでお茶の時間が一時間ほどあった。 少し計算などをする。 お茶の時間のあと今日の最後の招待講演は、 無限グラフのコンパクト化について。 終了後、まっすぐ家に帰る。 二週間続いた第一回 MSJ-SI もようやく明日が最終日。

昼食休みに ``New in Chess" の最新号を読んでいた。 ティマンが連載記事で、 カールセンの終盤技術がいかに洗練されているか、 実例を挙げて解説していた。 カルポフに匹敵するのではないかという老練のテクニックだそうで、 そういう視点からカールセンを見たことがなかった私としては、 大変面白い記事だった。 何となく若き天才は、若者らしい中盤の剛腕とか、 コンピュータ世代特有の序盤の徹底した知識などに注目されがちなものだ。