Friday, September 12, 2008

秋刀魚と饂飩

8 時に目覚めた。また二度寝してしまって、本当に「起床」したのは 9 時。 珈琲のみの朝食の後、いつもの雑用。 さらにいくつかまとめた用事を片付けに、郵便局へ。 かなり待たされたのでお昼時になり、 近所のカレーライスのチェーン店で昼食を済ませて帰ってきた。

午後は少し休んでから、またプレプリント書き。 二次元で積分近似を収束させるトリックを示すところ。 分かり難いので挿絵を入れることにした。 ドローイングツールを使うのが普通なのだろうが、 慣れないツールを使うのが面倒で、 picture 環境のコマンドだけで描いてしまった。 しかし大体、綺麗な整数比のバランスは人間の目には美しくないので、 微調整を何度もすることになり、 こんなことならツールを使った方がずっと早かった。 しかも、数学論文の挿絵なんて意味が分かればいいだけなのに、 凝り始めると止まらなくなる。 ピクセル単位で図形や文字の位置を変えたり(x 軸の 'x' と書いてある場所とかね)、 結局、夕食後も続けてしまった。 しかもこれだけ凝っても、実際、本人以外には違いが分かりもしないのだ。 そもそも世界で 5 人くらいしか読まないし。 数学自身をこれくらい熱心にやってれば、 今頃、もっとましな数学者になれていたと思う。

夕食は、秋刀魚を焼いて、饂飩を茹で、 また両方とも大根おろしと酢橘と醤油で食べる。 美味しいなあ……一匹 100 円もしなかったけど。 秋刀魚は偉大だ。