シェフにおまかせ
今日も 7 時に起きて、すぐに草津の病院へ。 午後半ばまでかかって、二日がかりの精密検査終了。 健康診断で二種類の項目にひっかかって、 精密検査送りになったのだが、結果は全くの健康体だった。
私は昔から、体力には自信がなくとも健康には自信があり、 「そこいらの都会育ちとは、遺伝子も環境も違う」 と主張していたくらいだ。伊達に横溝正史的田舎生まれ、かつ育ちではない。 健康診断でも全優続きだったのだが、 いよいよ、初めて、この前の健康診断で「不可」 ならずとも「追試」の宣告を受け、秘かにショックを受けていた。 しかし、これで再び自信を取り戻すことになったわけだ。 とは言え、A 堀先生がメルボルンのベトナム料理屋で若者たちに、 「大人(中年?)になったら、 健康診断は人生の通知表だ」 と熱く語っていたことを、私も重く受け止めている次第である。 ちなみに、その時、「で、どうだったんすか、結果は」 と訊かれて、A 堀先生は「こわくて見てない」と言っていた。 もう見たんだろうか?
夕方、辛い精密検査から帰宅して、お風呂に入って身体を洗い、 ついでに洗濯もし、さらに並行して、講義の予習をする。 開店すると同時に電話で予約を入れて、夕食は近所のバーにて。 もちろん最初はシャンパンだ。 さらに今日は、シェフに頼んでコース風にメニュを組んでもらった。 この 24 時間、絶食の上、下剤と大量の腸内洗浄液しか口にしておらず、 身体の中は新装開店状態なのだから、これくらいのことはしても良いはずだ。
シャンパン(ゴセ・ブラバン)/ アミューズに、海老と青菜のマスタードソース和えと、タプナード/ 白ワイン(メルキュレ2004)/ よこわのカルパッチョ、ポーチドエッグとチーズ(グラナ・パダーノ)にバルサミコ/ 茸のショートパスタ(白トリュフのピュレとフォワグラによる強化ヴァージョン)/ 赤ワイン(レコール No.41 メルロ 2005)/ 仔牛頬肉のソテー、マデラソース、エリンギと菠薐草のつけあわせ/ チーズを三種(の予定を私が食べ切れないため一種に変更、 カマンベール)。 自宅に帰ってから、珈琲とトリュフチョコレートを二つ。
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