Sunday, January 11, 2009

エレガント

9 時起床。今日は良い天気だ。 朝食は珈琲のみ。午前中は来週のスケジュールを確認して、 予定を立て、あとは趣味の勉強として "SICP" を読んだり、練習問題を解いたり。 当然なのかも知れないが、Lisp (Scheme) の勉強と言うよりは、 計算機やプログラミングの概念そのものの勉強になる。 並列計算の諸問題についてのところが終わって、 「ストリーム」の話に入った。楽しみにしている第4章 「超言語的抽象」も、もうすぐだ。

ところで、 コンピュータ業界の人もときどき「エレガント(優美な)」と言う言葉を使うものの、 私は常々、それはインフレ気味と言うか、 せいぜい「ちょっと上手にやりました」程度のことが多いと思っている。 脱線だが、「エレガントなワイン」と言うのも言い過ぎだと思う。 それから「エレガントな女性」とか「エレガントな人」も言い過ぎだ。 人間ごときがエレガントなはずがない。 つまり、ワインや女性に対して「エレガント」と言う言葉が使われるときは、 あくまで、ありえないレヴェルへの比喩なのだろう。 しかし、Lisp は本当にエレガントだ。 (他の方言を知らないので、Scheme は、かも知れない。) よっぽど賢い人が設計したのに違いない。 一体どうやって実現するのかな、と思ったらすぐに、 なるほど、もちろん、そうでなければならないよ、 と深く納得してしまう実装が書いてある。 朝風呂に入って湯船で「ストリーム」のところを読み、 昼食は納豆スパゲティ、と純水。食後に珈琲。

午後は論文書き。私はそもそも飽きっぽい上に、 だからと言って、短期的な集中力があるでもない (昔はあったような気がするのだが……)。 大体が、「ここまでやったら、 紅茶をいれて蒜山ジャージーシュークリーム食べようかにゃ」 とか猫に話しかけながら、普通の人なら一時間でできそうなことを、 半日かけてしている。しかも仕事の精度も低い。 この駄目っぷりを埋め合わせするには、 兎に角、駄目なりに毎日続けて行く、しかないのだが、 それもなかなかできないでいる。 夕食はまた鶏の水炊き。ボルドーの白を一杯だけ。 鍋のあとはまた雑炊。 食後に珈琲とチョコレート。 明日は珍しく、祝日でお休み。 流石の R 大学も、「成人の日」だけは、休講なのだ (もちろん、土曜日に振り替えたんだけどね)。