tournevis
8 時起床。珈琲とチョコレートの朝食をとって出勤。 外は小雨が降り、少し寒い。 部屋で海苔巻のお弁当を食べて、午後は修士ゼミ。 そのあとは雑用をいくつか片付けてから、また小雨の中を帰る。 通勤車内の往復は Bonfiglioli の "After you with the pistol". モーデカイ閣下が機内のトイレの壁に麻薬を隠すのに必要なねじまわしを、 ズボンのチャックが壊れたと言い訳してフランス人スチュワーデスから借りようとするのだが、 全然言葉が通じないというシーン。大変可笑しい場面のはずなのだが、 一行に二つずつくらい辞書で単語を調べなくてはならないので、 まるでジョークを説明されているようなもので、もうひとつ素直に笑えない。 Bonfiglioli は是非、翻訳を出してもらいたい。 例えば、国書刊行会から森村たまきさん訳を希望。
凍えながら帰宅。税務署から確定申告の書類が来ていたり、 大学から退職者説明会の日程通知が来ていたり、年度末を感じる郵便受け。 まずはお風呂に入ってから、夕食はピェンロー。リースリングを一杯だけ。 鍋の後は雑炊。卵の黄身がとろとろっとのった、 鍋のあとの雑炊ってのはやっぱり世の中で一番美味しいものの一つだと思うんだよなあ。 リースリングもばっちりですよ。 食後に珈琲とトリュフチョコレート。
危機には、信条や毛色が少々違っても兎に角、 一番賢いやつを連れて来て上の方に据えなきゃいけないんだ、 という決断をする組織と、 お家の一大事には、直系の子孫を上の方に据えて、 下々の皆でこの子とお家を守り立てていきましょう、 ということになる組織とは随分と発想が違う。 どちらが生き残る確率が高いかは意外と不明、または状況次第で、 あくまで発想の違い、あるいは、手法の違いかも知れない。
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