「…それに、このさき残っている時間は、今までより少ないかもしれない。そんな状態で、 これまでの積み重ねをすべて捨ててしまうことは、なかなかできるものじゃない」 「すべてを捨てるわけではないわ。自分はここにいる。叔父様が三十六年間で築き上げたほとんど すべてのものが、今、この車に乗っているのよ。しがらみというのは全部、叔父様以外のものです」
雨。昼食はいつもの一汁一菜の粗食。雨の中、出勤。 私は研究室の照明をつけないので、 雨の日は薄暗い。研究室で読書。 ダイソンの自伝、「宇宙をかき乱すべきか」。 夕方から短い会議。 夕食は白菜鍋と雑炊。
好きなことをして生きていきたい、 とか、好きなことを仕事にしたい、 と誰もが思うものだが、 天才プログラマ P. グレアムのアドバイス "How to Do What You Love" ( 原文、 naoya_t さんによる 翻訳 )。
posted by Keisuke HARA at 8:58 PM
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老猫一匹との隠居暮らし。著書に「測度・確率・ルベーグ積分」(講談社)、訳書に「世界を変えた手紙」(デブリン著/岩波書店)など。
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