ホラティウスの嘆き
午前中は来週の講義の予習をして、 昼食はかなり早めの、かけ蕎麦。 12時半から「情報理論」の講義。 McMillan の不等式の証明、 最適コードの概念、Huffman コードの構成。 今日は聴講している学生が変に多くて、 しかも GW 前で浮き足だっているのか、 そのおしゃべりに負けないように声を出すのに疲れた。 後ろの方にいる学生さんたちは、まるで雑談しながらテレビを観るか、 ピクニックで余興を観ているかのような授業の受け方で、 これが正確に予測されていた数理科学科大人数時代の幕開けか、 としみじみする。 祖父母に劣れる父母、 さらに劣れるわれらを生めり、 われら遠からずして、 より劣悪なる子孫を儲けん(頌歌第三の六)、か…と憂鬱な気持ちになったが、 講義の後には、なかなか鋭い質問をする学生や、 講義の内容に興味を持って話に来る学生が教壇に来たりして、 ちょっと癒された。 その後は図書館でしばらく勉強。
夜はうちの近所のワインバーで夕食。 鯛のポワレ、マッシュルームのパスタなど。 ソムリエの O さんから、この近辺のカレー屋さん情報を仕入れる。
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