Sunday, September 10, 2006

犬は吠える、がキャラヴァンは進む

昨夜、夜更かししたせいで起床は昼時近く。 寝起き悪し… 20 代の頃は朝方寝て、昼近くに起きて、ようやく午後から起動、 と言う生活をずっとしていて、それが自分には一番あっているのだ、 と思っていたものだ。 しかし、もうそういうリズムは身体に合わないようだ。 それに今では、頭が一番良く働くのは深夜だ、と言う俗説を信じていない。 ただ深夜は、自分がとても有能に仕事をしている、 と言う気分にだけはなるのと、 後は寝るだけなので時間に融通が効く、と言う利点がある。 欠点の方は、実は気分に反してそれほど仕事が進んでいないのと、 第二に脳が興奮しているので眠れない。 それが数学者がアルコール依存症になる主原因だと言う話も聞く。

朝食の珈琲を飲んで、ぼんやりしている内に昼。 昼食は御飯を炊いて、若布の味噌汁、納豆、沢庵、出来合いの餃子など。 午後はしばらく寝台に横になって論文の構想を考えてから、 PC に向かって書き始める。 今日はこんなところかな、と思ったところで夕方。 夕食は昼間炊いた御飯で、タイカレー。 夜は、本当の才能とはどういうものかを思い出すために、 カポーティの初期のエッセイ集を読む。 最近、急にカポーティの翻訳が文庫で沢山出ていて、 大変結構なことではあるが、 一体どうしたことだろうかな、と思っていたのだが、 どうもカポーティの伝記映画みたいなもの (映画「カポーティ」) がアカデミー賞(主演男優賞)を受賞したのが理由らしい。