Wednesday, November 15, 2006

琴の声

週末の東京は温かかったが、 京都に戻ってくると急に秋らしく冷えている。 今朝もちょっとピリッとした寒さ。 風も冷たい。秋らしい。 秋風にかきなす琴のこゑにさへ はかなく人の恋しかるらむ (壬生忠岑)。 朝は洗濯機で洗濯の一方、掃除機がけ。 今日の昼食用と兼ねて、 トマト缶でマリナーラソースを作りおき。 昼食は、おそらく普通の人では食べられないくらい辛い、 スパゲティ・アラビアータ。

食後、キャンパスへ向かう。今日も会議。神経を使う会議で疲れた。 水曜日の夜に行なわれていた院生の自主ゼミは、 木曜日の夜に移動されることになった。 今週からかと思っていたら、 再スタートは来週からだそうで、今週は夜ゼミなし。 ゆっくりできて嬉しい…明日は解禁日だし! 生協書籍部で買った、 レンガのような「邪魅の雫」(京極夏彦/講談社ノベルス)を読みつつ帰る。 そうそう、書籍部と言えば、 「数学セミナー」の最新号を立ち読みしたら、 この前の伊藤先生のガウス賞伝達式での広中先生のスピーチが翻訳掲載されていた。 当日、会場にいなかった人は必見です。 ただやはり、あの超ブロークンかつ迫力ある英語が、 普通の丁寧な日本語になっていたのは残念。 帰宅して、夕食は煮麺と高野豆腐(まだ冷蔵庫が空)。