Friday, November 24, 2006

コック・オ・ヴァン

またしても良く寝てしまった。 とても天気が良い。洗濯日和だ。午前は洗濯。 昼食は、白菜と鶏肉、豚肉で一人前ピェンロー。 午後は京大の関西確率論セミナ。 ドイツからのゲストがハルナック不等式の色々な話をしていた。 後半はかなりマニアックな話になってきて、ほとんど分からなかった。 帰宅して、夕食は鶏の赤ワイン煮込み。 コック・オ・ヴァンのつもりで作ったのだが、 ちょっとベーコンを使い過ぎたかな…

京極夏彦「邪魅の雫」(講談社ノベルス)を読了。 面白かったが、こんなに長くなくていいし、特に憑き物落としでもない。 そして今回も小説の外側にいる読者には、 かなり早い段階から全てが見通せてしまい、 一方で登場人物たちには登場人物であるが故に、 いつまでも最大の謎が解けないのを眺めることになる。 この趣向は「笑わない数学者」以来、流行っているのだろうか。