Monday, November 27, 2006

…の定義を述べよ

9 時起床。珈琲とレーズンパン一つの朝食。 締切日だけに朝からメイルで沢山のレポートが届いていたので、 朝食を食べながらレポート採点を始める。 しかし採点すると同時にどんどん新たに提出されてきて、 沈む船から水をかい出しているような気持ちになってきた。 これで 100 通くらい見たかな… しかし、時々、ぷっと笑わせてくれるレポートがあって癒される。 例えば、「数学における定義とはなにか」という課題に対して、 「小学校で習う算数より高度なもので、英語では mathematics (発音記号)…」とか延々と書いている答案があった。 しばらく読んでから、 どうやらこの人は「数学の定義は何か」という問題だと勘違いしたらしい、 と言うことに気付いた。 同じ問題に対して、「愛とは違って、数字は永遠です」 から始まる、何か辛いことでもあったのかい? と問いかけたくなるレポートもあった。 まあ、その気持ちは分からないではないけどね。 また、今日の午前で私のハートを直撃したのは、 「実数の定義と、そこから導かれる性質を述べよ」という課題に対して、 「実数の有効数字は 12 桁。」という解答で、 膝の上の猫が驚いて逃げるほど笑った。

昼食は炒飯を作った。 午後から衣笠キャンパスに出勤。 「数理の世界」と「情報の数理」。 「数理」は複素数について、「情報」はハフマンコードの性質など。 講義の前と後にレポートがじゃんじゃん提出される。 すぐに数えるのは不可能なので量で言えば、、、 大きな鞄に一杯で、片手では持ち上がらないくらい。 引きずるようにしてバス停まで持っていって、 家のすぐ前で停まってくれるバスを待って帰る。 帰宅したら、さらに 100 通くらいメイルでも来ていた。 これを全部、採点するのか… そして期末レポートでも全く同じだけの量を。 夕食は、冷蔵庫の残りものパスタ。