おすそわけ
8 時前に起床。シンポジウムで早起きが習慣化されたようだ。 朝食は黒パンを二切れと珈琲。 ぼうっとしている内に昼食の時間。 ホロホロ鳥の腿の冷製をスライスして、 パスタとあわせてみる。 ちょっとだけクリスマス気分…(?)。 そして、その冷製の残りをつまみに、 白ワインを飲んでいると、これはちょっとだけ既におせち気分…(?)。 でも、そして日曜日だけれど、気を取り直して午後はキャンパスへ。 一週間以上行っていなかったので、色々と今年の後片付けのため。 静かなキャンパスであれこれ雑務して、夕方に帰る。 スーパーで食材を買って帰宅。 夕食は御飯を炊いて、メインは北京酢豚(ウー先生レシピ)。 食後しばらくして執事がやって来たと思ったら、 私がお祝いにあげたロゼのシャンパーニュを持って、 またすぐに出て行った。 これからフィアンセといただきます、とのことだった。 らぶらぶ三昧で毎日お泊りのため最近全然見かけない執事に、 「そうか。ありがたく飲むように」と命じておく。 そしてこちらは虚しく明日の講義の予習。 その後は一人でシャンパーニュでも飲もうかな、 と思ったが、いやいやそれは明日、 今年最後の講義が終わってからだ。 とか思っていたら、執事の携帯電話から画像つきのメイル。 これが幸せのおすそわけ、ってもの…?
冬休みの読書セレクション。 無粋なもので、長期休暇でも本を読むくらいしか娯楽がないです。 文学部門より、これが目玉、 ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟(上、中、下)」。 そしてビュトール特集、「時間割」と「心変わり」の二冊。 戯曲からも一つ、クローデル「繻子の靴(上、下)」。 ミステリ部門より、 ディキンスン「キングとジョーカー」、 ルブラン「強盗紳士ルパン」、加賀美雅之「双月城の惨劇」。 子供の頃はホームズの方が好きだったのだけど、 大人になってみるとルパンを時々読み返して、しんみりしたりする。 コメディ部門はこれしかない、 ウッドハウスの新刊「サンキュー、ジーヴス」。 ウッドハウスを読むと幸せになれる。良きコメディは偉大だ。 変わった企画として、ジュヴナイルを二冊。 かの D.R.クーンツが子供向けに書いた知られざる傑作 「ぬいぐるみ団オドキンズ」と、 「執事もの」の名作でもあるフライシュマン 「Gold Rush! ― ぼくと相棒のすてきな冒険」。 学術部門(?)より、 文系はルッツ「働かない ~『怠けもの』と呼ばれた人たち」と、 理系はデマルコ編 「ソフトウェア・エンジニアリング論文集 '80 ~デマルコ・セレクション」。
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