「…それに、このさき残っている時間は、今までより少ないかもしれない。そんな状態で、 これまでの積み重ねをすべて捨ててしまうことは、なかなかできるものじゃない」 「すべてを捨てるわけではないわ。自分はここにいる。叔父様が三十六年間で築き上げたほとんど すべてのものが、今、この車に乗っているのよ。しがらみというのは全部、叔父様以外のものです」
今日の京都は終日、雨が降り続く。 朝 9 時に起床。 昼食は御飯を炊いて、甘藍の炒めものとベーコン・エッグ。 夕食は冷や御飯で長葱と卵の炒飯。 ホセリートのチョリソの微塵切りをちょっと散らしてみる。
このノラ はケージを越えたね(YouTube より)。 最近とみに貫禄の出てきたうちの駄猫も、 チェロを弾いたり、 珈琲を淹れたりしてくれないものだろうか。
posted by Keisuke HARA at 9:05 PM
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老猫一匹との隠居暮らし。著書に「測度・確率・ルベーグ積分」(講談社)、訳書に「世界を変えた手紙」(デブリン著/岩波書店)など。
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