老眼鏡紳士
7 時半起床。珈琲とパンの耳。すぐ出勤。 午前中は修士ゼミ。 マルコフ過程についてなど。 今日で今期の修士ゼミ終了。夏休みの宿題を出しておく。 続いて、満員の生協食堂でハードボイルドに昼食。 生姜焼き定食。 注文を聞いてから作ってくれるコーナがあって、 そこの定食の方が勿論やや美味しいのだが、 量が多いのと行列が長いのが欠点。 続いて 12 時半から「シミュレーション技法」の最終講義。 待ち行列理論の続き。 客の到着時刻間隔や窓口サーヴィス時間が指数分布に従わないが、 隠れたマルコフ性がある場合。 これで「シミュレーション技法」も終了。 今日の夕方の教室会議はなかったので、早く帰ることができた。
夕食は作りおきのトマトソースを使って、夏野菜スパゲティ。 これも「野菜がしんなりしたら白ワインを加え、トマトソースを入れて、 30 分ほどゆっくり煮ます」と言うような工程がある料理なので、 「リストランテ・パラディーゾ」(オノ・ナツメ/太田出版) など読みながら、のんびり作る。 ローマのリストランテを舞台にしたしんみりしたいいお話なのだが、 老眼鏡をかけた/スーツ姿の/初老の紳士フェチにも、 カルト的人気があるそうだ。 本当にそこまで狭くコアでマニアックな女の子層があるのだろうか… もし結構いるんだとしたら、私も年が年だしロールモデルとして、 このカメリエーレ長クラウディオの線を狙っていった方が良いかも知れない。 スパゲティは上出来。久しぶりに「してやったり」の感。 リストランテ・カゼッタ・デッロルソにも負けないかも。 昨日から時間をかけた甲斐があった。 食後に珈琲。
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