真夜中の電話
昨日の真夜中に実家の妹から電話があった。 「今となってはどうでもいいっていうか、 どうしようもないし、大した話じゃないんだけど、ちょっといい?」 と切り出され、時刻が時刻だし、 何か不穏なことをカミングアウトされたらどうしよう、 と思ったが、実際、大した話じゃなかった。 使っていない家を壊して更地にするらしくて、 その家に私の昔の蔵書を放り込んであったのを処分してしまったのだが、 よろしかったですか? と言う話だった。人が住んでいない家はすぐに廃墟化するし、 そんな中に紐で縛って山積みしてあった本なんて、 もう読むこともできなかったかも知れない。一応は事前に報せて欲しかったが、 確かに今となってはどうしようもない。 処分したあとで、「やっぱり気になって夜も眠れない」 と母が言い続けるので、自分が連絡することにしたとのことである。
ほとんどは、私が叔父からもらった翻訳もののミステリ小説で、 個人的には懐しいものではあるが、 今でも簡単に手に入る古典ばかりなので、実害は全然ない。 ただ、やっぱりちょっと寂しいかなあ…
午後からチェスクラブ「アンパサン」の例会へ。 午後からの二局に参加。同じくらいのレイティングの方に白番、 時間切れで勝ち。次はずっと上手の方と黒番。 この休憩時間に栄養ドリンクみたいなものを飲んだのが良くなかったらしく、 序盤で無茶なナイトの捨て駒をして無理攻めをしてしまった。 しかし、無理が通って、やや有利ぐらいで落ち着いたのだが、 そこで激しいポカで負け。 これで勝っていたら悪い癖がついたかも知れないから、良かったか。 一勝一敗。
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