Monday, September 17, 2007

猛暑の逆襲

9 時起床。昨夜はなかなか眠れず、寝起き悪し。 外は激しい日差しで猛烈な気温。 今日は京都の猛暑が帰ってきた。 メキシコのチェック。第四ラウンドも見所が多い。 昼食は御飯を炊いて、カレーライス。半熟茹で卵追加。 安定した美味しさだ。 カレーと変なものを合わせよう企画は中止。 敗因としては、舌が発想についていけなかった。

午後は観光につきあう。 タイミング悪く、もう忘れていたすさまじい猛暑の逆襲。 御実家へのお土産として、私の推薦で「オ・グルニエ・ドール」 でお菓子を御購入され、猛暑の中を歩いてあちこち。 最後に帯留めの骨董を探したい、とおっしゃるので骨董品屋へ。 山ほど帯留めを並べてあれこれご覧になっている間に、 狭い店内にぎっしり、かつ無造作に積まれた品々をぶらぶらと見ていると、 直径 10 センチ強ほどのピンク色のガラスの器に目が止まった。 姿といい、色合いといい、中々良い感じ。 洒落た灰皿にも使えそうだし、ちょっとした料理にも良さそうだ。 手にとって「これ、いくらですか?」と訊くと、 二十万円です、とのことだった。 「あ、そう。そんなところだよね…」と小声でつぶやいて退散。 友人夫妻らは夕方、新幹線で東京に帰って行った。

小一時間ほど昼寝をしてから、 夕食はカレーの残りと冷や御飯を使ってドライカレー。 カレー三昧もこれで終了。長かった。

メキシコ第四ラウンド。 モロゼヴィチ vs. アナンドは、モロ様のミラクル・セーヴ。 クラムニク vs. グリシュクも、グリシュクのスーパー・セーヴ。 左図は、Kramnik-Grischuk (1/2-1/2) の 41. dxc5 Kf8 の直後。 丁度、ヘヴィピースが全部交換されて、エンドゲームになったところ。 これをドローのチャンス十分と見切ったのか…やるなグリシュク、 ただのポーカー狂じゃない。 以上の二局も難しかったが、アロニアン vs. レコも難しかった。 どれもさっぱり分からない。 どうもレコのナイトのサクリファイスが無理手にして敗着、 駒損に釣り合う利を得られなかったらしい。アロニアン快勝。 スヴィドラー vs. ゲルファンドはまたペトロフ(5. Nc3)、 分かり易くドロー。 他の三局が面白かっただけに、 きっと多くの人はペトロフ 5.Nc3 にうんざり気味なのではないかと思うが、 私は好きですよ、この定跡。 第四ラウンド過ぎて改めて思うのは、 アナンド、クラムニクが優勝候補と言うものの、 やはりこの二人にしても大会を勝ち抜くのは容易ではないな、と。