初老 / sam
9時起床。珈琲だけの朝食。 出張の準備などをしてから、 近所のワイン屋にワインを買いに行く。 セール中なので、 赤、白、スパークリングと一本ずつちょっと良いものを買った。 自宅でまた適当なスパゲティを作って食べてから、出発。 午後の内に現場に到着してあれこれの後、 夕食に連れて行ってもらう。 特に土地柄とは何の関係もないのだが、 何となく辛くて身体の温まるものがいいと言ったことから、 韓国料理屋へ。 なかなか本格的で良い店だった。 特に激辛のトッポギが美味しい。 「初老」と言う言葉が指す年代はどうやら 40 代、 しかも早い時期らしい、と言う憂鬱な話をしながら生ビール。 ふと気付くと、この店は女性に大変な人気があるらしく、 我々一行以外は広い店内のほとんど全員が女性客だった。 圧倒的な人数比で、なんだか居心地が悪い。 そのせいと言うわけでもないのだが、 8 時くらいにもうお開き。 アイスクリームを買ってホテルに帰る。 今回の出張は、 OS を ubuntu に入れ替えた Let's Note を持ってきたが、 何の問題もストレスもなく使える。
行きの車中の読書は 「ソクラテスの弁明/クリトン」(プラトン/久保勉訳/岩波文庫)と、 PC 上にダウンロードしておいた R.Pike の論文 "The Text Editor sam"。 "sam" と言うエディタをご存知だろうか? 簡単に言えば古典的ラインエディタにマウスのカットアンドペースト機能をつけただけのもので、 編集のプロセスと表示のプロセスがほぼ直交分離している。 vi よりもっと ed 寄りで、さらに単純な、原始的エディタである。 と言うか、ed にビットマップディスプレイ表示機能をくっつけただけだ。 "The Art of UNIX Programming" を読んでいてふと興味を引かれたので、 ubuntu にインストールして試してみている。
明日の午後には京都に戻りますが、 夜はまた会食の約束があるので、更新時間は不確定です。
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