人生を一日に喩えると
昨日夜なべしていたので寝坊。 目覚しの珈琲を飲みながら、確定申告の書類チェック。 スパゲティ・アラビアータと豚肉煮込み料理で昼食にして、 税務署に税金の追加分を支払いに行く。 天気も良く、気温も高い。もうすっかり春。 税務署がどうも行き難い場所にあるので、四条河原町から歩いて行った。 かなりの散歩である。途中で、もう咲き始めている桜を見た。 早咲きの種類なのだろう。(京都の開花予想は今月末近辺。) 帰りも同じルートを辿って四条まで戻り、 本屋の中にあるカフェで一服。 ちょっと前にここで沢山本を買ったら、コーヒー券をもらったので。 数学など考えつつ、小一時間停留。 帰宅したところで睡魔に襲われ、30分ほど午睡。 夕食は御飯を炊いて、 豚肉煮込み料理を変形してカレーを作って済ませた (家庭料理なんだからそう目くじら立てないで)。 青とんぼマークの赤ワインの最後の残りを一杯。 食後に珈琲。 明日のお弁当も仕込んでおく。
急にあたたかくなったせいか、常に増して眠い。 私は普段から半分寝ているようなもので、 いつでも眠いのだが、特に眠い。 嗜眠症は花粉症よりたちが悪いかも知れない。 ところで、人生を一日に喩えるには自分の歳を 3 で割ればよい、 と言う話がある。一日 24 時間の 3 倍が 72 で、 人生の長さくらいだからだろう(日本人にはかなり短いが)。 とすると、私は現在「午後一時(13時)」で、 昼食が終わって丁度眠くてたまらないところだ。 なるほど、道理で、と納得した。
こういう話は実際いい加減なものなのに、 言われてみると急にもっともらしく聞こえるものだ。 あなたが、24 歳ならば一日で喩えると、午前 8 時。 朝食などをとり、さて一日を始めるところなのである。 27 歳ならば、午前 9 時。仲間も集まってきて、本格的に仕事開始だ。 33 歳ならば、午前 11 時。午前の仕事のピークだが、 お腹もすいて、昼御飯が待ち遠しい。 36 歳は丁度、正午。一日の真ん中、太陽は天の最も高い位置にある。 大慌てで昼食をとる。 51 歳ならば、午後 5 時。外は段々と夕暮れに向かっている。 仕事がなかなか終わらない。 60 歳ならば、午後 8 時。家族と、あるいは一人で、夕食をとる頃だろうか。 これから夜だ。家族と賑やかに過す人も、静かに沈思する人も、 TV を観てお風呂に入って寝ようか、という人もいる。 貴方の年齢は 3 で割ると、今何時でしょうか?
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