Monday, June 30, 2008

Facilitation

8 時起床。身支度をして出勤。 キャンパスに到着して、納豆巻きの朝食。午前は卒研ゼミI。 得点を取る確率に二倍の差があるとき、 それぞれがテニスの勝負に勝つ確率はいくらか、 と言うような問題。昼食は学生食堂にて。 午後は少し雑用をしてから、卒研ゼミF1。伊藤の公式など。 続いて、卒研ゼミF2。特性関数など。

夕食は昨日作った散らし寿司の残りと、白ワインを一杯。 冷たくなると、やや味つけが薄いな…

"Triage" に続き、最近、気になる言葉。「ファシリテイション(facilitation)」。 意味は、ものごとを簡単にすること、簡単になるように手助けすること。 例えば、チームを率いるリーダーは、 目標を明晰化し、作業を整理し、優先順位をつけ、本質的でない障害を取り除き、 スタッフが容易に仕事を進められるように、マネジメントするのが仕事である。 教師は学生が難解な概念を易しく理解できるように、 明快な観点の提示、整理された説明、分かりやすいアナロジー、 時にはイメージ豊かな比喩など、あらゆる手段を用いる。 しかし大抵は、そうなっていないどころか、逆だったりする。 複雑なものをもっと複雑にすることは、易しく、単純なプロセスだが、 複雑なものを少しでも簡単にすることは、難しく、複雑である。 それを可能にするのが知恵であり、真の力だ。 それをファシリテイションと言う。