美貌の殺人鬼
8 時起床。出勤。 午前は卒研ゼミI。0-1 値確率変数とか、 賞金分配問題など有名な古典的確率論の問題とか。 昼食は学生食堂にて、タイ風なんだろうかレッドカレーとサラダ。 定期試験の問題を事務に届けたりしたあと、 午後は卒研ゼミF1から。 確率微分方程式とはだいたいどんなものか、と言う話。 続いて、卒研ゼミF2。 分布の収束、確率変数の収束のまとめ。 続いて、臨時の学科教員集会。 18 時過ぎに撤収。
夕食は、ゴーヤと夏野菜のソーミンチャンプルー。 ロワールの白を一杯だけ。 食後、近所のバーまで借りた傘を返しに行く。 ついでに、ガトーショコラと赤ワイン一杯をいただきながら、 しばらく推敲作業。 21時頃に帰る。それで更新が少し遅れました。
夜寝る前とか、疲れた帰りの電車とかでは、 ついミステリ小説の類を読んでしまう。 最近、読了したのは「ビューティ・キラー1 獲物」 (チェルシー・ケイン/高橋恭美子訳/ヴィレッジブックス)。 いかにもB級のタイトルだが、なかなか面白かった。 レクター博士とクラリスの性別を入れ替えたような、 天才的殺人鬼の美女と中年の敏腕刑事の物語。 かつてビューティ・キラーと呼ばれた美貌の殺人鬼を、 惨劇の果てに逮捕した刑事が、 週一回刑務所で彼女と面会をしながら、 新たに起こった連続殺人事件に取り組んでいく、 と言う話。 つまり、性別を入れ替えただけで、 構造は「羊たちの沈黙」と全く同じ。 「羊たちの沈黙」はもう既に、神話と同じ地位を獲得したのかも知れない。 「羊たちの沈黙」と同じく(?)、三部作になる予定だそうだ。
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