Sunday, February 08, 2009

ロマンチック探偵 / あの娘

8 時起床。明日からはまた入試採点なので、 休みだからと言ってあまり寝坊もしていられない。 天気も良いのでまず洗濯。朝風呂に入って湯船で "SICP" を読む。 やはり日差しの入る湯船ってのはいいね。 この家もあと三週間だと思うと、残念だ。 そのあと、午前中は某出版社に頼まれたレヴューに取りかかる。 ほぼただ働きとは言え、 なかなかユニークな「確率・統計」の教科書なので引き受けた。 またそれとは全然無関係に、 ルイス・キャロルの数学的な作品の翻訳と注釈の依頼の打診もあって、 まだ事情が良く分からないが、一応引き受けた。 「ロマンチック探偵」みたいなものだろうか、 金にならない仕事ばかり請け負っちゃう男なのさ、 網タイツがやけに似合う美人秘書は連れてないけど。 それは冗談にしても、 どちらも頼まれなくても自分から勝手に趣味でしそうな面白い仕事なので、 こういう依頼をしていただけるのは幸せなことだ。

昼食は担々麺でビールでもどうかな、と思って、 近所の担々麺屋さんに歩いてみたが、もう行列が出来ていた。 この寒空に並んでまで食べたいものはないので、 家の近くまで戻ってきて、最近出来たピザ屋を覗いてみる。 マルゲリータでワインを一杯くらいどうかな、と思ったのだが、 これまた予約で満員です、と断られた。 どこも満員御礼なんて京都は好況なのかなあ…、 と思いつつ、常に空いていると確信できる私の持ち札の一つ、 近所の定食屋に行く(他には、必ず空いているインド料理屋、 100 パーセント客がいないお好み焼き屋、など)。 やはり客は私だけで、のんびりと食事が出来た。

家に戻って、レヴュー仕事の続き。一段落のあとは河原町に出て、お買い物。 ちょっとばかり景気を刺激する。 帰宅して珈琲をいれ、またレヴュー仕事の続き。 夕方、近所の商店街に買い出しに行く。 いつもの三条会のテーマソングではなくて、 何故か中島みゆきの「あの娘」が流れていた。 よくある名前をつけた娘は忘られづらいと言うけれど、 私を忘れてしまうには一秒かけてもまだ多い……やはり不況か。 夕食は、また水炊き鍋。ラモネのアリゴテを一杯だけ。あとは饂飩にした。

明日も朝から入試採点です。あと二日、がんばります。