Wednesday, March 29, 2006

ジーヴズにおまかせ

また冬に戻ったようで、天気は良いものの寒い一日。 京都の桜はどうなっているのだろう。 外にあまり出ないので分からない。 今朝もなかなか起きられなくて、 目を覚ました後も、 ウッドハウスの名執事ジーヴズものを再読して、 寝床で一人大笑いしたり。 人生に必要なものは上質の笑いだが、 それだけでは十分ではない。 とは言え、その他に何が必要なのだろうか。 自分よりも賢い召使? それならもう持っているが、他に何かが足りない気がする。 寝床に窓辺から差す光の中で、 人生についての熟考を重ねている内に、昼食の時間になってしまった。 冷蔵庫には相変わらずほとんど何もないが、 米さえ炊けば日本人はなんとかなるものだ。 一汁一菜の粗食。 午後も、もう少し人生について熟考したかったのだが、 人生は厳しい。働かざるもの食うべからず。 あるいは、一日成さざれば食わず。 A でないならば B でない、と言う命題と、 B でないならば A でない、と言う命題は、 同値ではなくて逆の関係にある。いや、裏の関係だっけ。 ジーヴズがいればすぐに分かるのだが。 夕食も一汁一菜の粗食。