キケロー
昨夜に仕込んでおいたお弁当を持って出勤。 昼食後、卒研ゼミ、その一。 Williams のマルチンゲールの教科書。 今日は三人の学生の内の二人が発表。 初めてにしては、 二人ともゼミらしい形になっていて一安心。 4 時前に終了して、 夕方まで図書館で勉強する。 夜は南草津の中華料理屋で、 新しく助手に赴任された方の歓迎会。 帰宅は 11 時半。
今日の購入本。 「死者を起こせ」(F.ヴァルガス著/藤田真利子訳/創元推理文庫)、 「義務について」(キケロー著/泉井久之助訳/岩波文庫)。
「…それに、このさき残っている時間は、今までより少ないかもしれない。そんな状態で、
これまでの積み重ねをすべて捨ててしまうことは、なかなかできるものじゃない」
「すべてを捨てるわけではないわ。自分はここにいる。叔父様が三十六年間で築き上げたほとんど
すべてのものが、今、この車に乗っているのよ。しがらみというのは全部、叔父様以外のものです」
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