Sunday, June 18, 2006

シャンパンを二本

快速戦トーナメントの二日目。 午前第 5ラウンドの黒番は、ベテランに時間切れで負け。 続いて第 6 ラウンドも黒番、小学生みたいな男の子に時間切れで負け。 両方とも序盤、中盤と優勢だったのだが、やはりなかなか勝たせてくれない。 特にこの子が、1 ピース取られてから強かった。 さらに局後検討も強かった。対局で勝ち、感想戦でも勝つタイプだ。 午前終了して昨日のまま 2.5 ポイント。 しかし戦績表を見るに B クラスではまだ三位のようだ。 気分を一新して午後の対局。 第 7 ラウンドはようやく白番。ここで勝たねば後がない。 優勢の中盤から大駒を立て続けに交換してエンドゲームに変換し、 ツークツヴァンクを利用して気分良く勝った。 ナイトとポーンだけになったところで残り 5 分しかなかったが、 このエンドゲームは読み切った(多分)。 これで、B クラスで同率 3.5 ポイントの首位。 最終第 8 ラウンドは黒番、 同じく 3.5 ポイントの中学生と B クラス優勝をかけて対局。 ドローでも入賞は確実だから、静かな定跡を選ぶだろうと期待していたのだが、 ジオッコ・ピアノ、かと思ったら、さらにエバンス・ギャンビット。 持ち時間が短い対局では、良く知らないギャンビット系の定跡は辛い。 しかし、あれこれのタクティクスを切り抜けて、 次々と駒を交換し有利なエンドゲームに持ち込んだ。 最後は時間に追われた相手がピースただ取られのブランダーを指して、勝ち。

結果は単独の 4.5 ポイントで B クラス優勝。 ついでに、A クラスでも三位に入賞した。 今回、A クラスは上下から叩かれて、パフォーマンスが悪かったようだ。 一年以内に B クラス優勝という目標を運良く達成。 次は二年以内に A クラス優勝を目標にしよう。 そう言えば、午前に負かされた男の子は A クラスで優勝していた。 小学生かと思っていたら、表彰式で聞くに中学生だった。 昨日の「小学生」も中学生だったようだ。 最近、中学生くらいだと皆、すごく子供に見えるんだよなあ (それが年を取った証拠)。 それはさておき、賞罰に全く縁のない人生だったので、 一度にトロフィを二つももらって嬉しかったです。 確か、近所のワイン屋さんの今月の頒布会が、 シャンパン二本だったような記憶があるので、 丁度良かった。そうでなくても自分で買おう。 一つのトーナメントでシャンパン二本。