Thursday, September 21, 2006

僧推敲月下門

昨夜なかなか寝付けなくて、 秋らしく遅くまで本など読んでしまったものだから、 今朝はかなりの寝坊。 午前中は仕事にならなかった。 昼食は御飯を炊いて、オクラと油揚げの味噌汁を作り、 一汁一菜の粗食。 午後に論文を書くお仕事。 多分、明日で一通り初稿は出来そうな気配。 夜は、冷や御飯を使って、オムライスを作ってみた。 ときどき作らないとオムレツの作り方を忘れるので。

私は論文に限らず何でも文章を書くときは、 兎に角ざっと最初から最後まで一筆書きで書いてしまって、 後から添削、推敲して徐々に仕上げる。 執筆そのものより、推敲作業が好きなのだろう。 既にある文章を手直しするのは私にとっては楽な作業で、 ほとんど楽しい、と言ってもいいくらいだ。 だから、 やっつけ仕事でいいから初稿を勢いで作ってしまって、 その後、それを他人が書いた原稿だと思って (下手な文章だなあ、とか、まるでなっちゃいないなあ、 と思いながら)、添削・推敲・訂正する。 つまり「推敲」と言う名の下に、実際は執筆をするわけで、 自分を騙しているだけなのだが、有効ではある。